第2回は、カンファレンス編です。
ワークショップから変わって、本カンファレンスのほうは、
les Folies Bergère という劇場にて。
10周年イベントというだけあって、特別なのはわかりますが、
なかなか趣深いといいますか。
写真を見ていただくとわかりますが、本当に劇場です。
セキュリティガードが今回もいます。
会場がメイン会場と離れの映写室みたいのと2カ所になっているのですが、
プレゼンは両方で行われるので、
移動のたびにこのガードをクリアしないといけない。
でも仕方ないですね。
席とかも本場な感じ。そして若干座りにくい。

内装も、時代ものな感じです。
でもスクリーンさえあれば、ちゃんとカンファレンス会場らしくなるのですね。
カンファレンスの合間には、メインエントランスが、
本場料理人による立食ビュッフェとなります。
1日目の内容
私が見たもの、きいて理解したものしかわかりませんが…When E-Commerce meets Symfony by Marc Morera
Slideshare:http://es.slideshare.net/MarcMorera/when-ecommercemeetssymfonyparissymfonycon2015ええと、これは朝いちであまり内容を覚えてないのですが、
一番ささったのは、
あるプロジェクト開発を始める時には
ベストなフレームワークをきちんと選んでやっているか?
と自問してください("Do I feel comfortable working with it?", "Choose the architecture that really fits your case")
というところでした。
あといろいろtipsがあったのですが、
自分で書いたメモが謎すぎて(そのときはすごいなるほどと思っていたのですが)。
あとMinimum Viable Productという用語。知らなかったのですが、
リーンでの用語らしい。「検証に必要な最低限の機能を持った製品」(http://www.loftwork.jp/column/2013/20131226_lean_startup.aspx)。
あと、Symfonyで作るのであれば、event-driven designであること忘れないように。
などのtips(詳しくはslideshareをごらん下さい)。
Doctrine 2: To Use or Not to Use by Benjamin Eberlei
こちらはワークショップでもDoctrineの講義をしていたEberlei氏。
といいつつ、これもメモした分しか覚えていない。
Doctrineは80%のユースケースはカバーできるが、残りはできない、というか下手
特に苦手なのは、複雑なビューやクエリ
sqlserver と Doctrineは相性が悪い
今度はもっとまともなメモをとるか、忘れないうちに復習するようにしよう(気がついたら45日ほどたっていました・・・)。
ただ、日本人としては、
こういう話のほうが、やっぱり安定感があるのかなと思いました。
というのも、オーディエンスもフランス人でないにしてもEU圏として
ビジネスを絡めた話をしていると、やっぱり社名などでぴんとこなかったりするのですね(私が不勉強なせいもありますが)。
今度からは迷ったら、こういうのに狙いを定めるようにしたいと思います。
このあとは、1日目お疲れ様でした。
ゲーム大会とカラオケ大会は予定では今日でしたが、プログラムが大きく遅れたので明日になりました。そんなアナウンスなどの共有のあと、帰路についたのでした。
2日目
20M users in 19 countries with Symfony2 BlaBlaCar
私はここできくまでこのBlaBlaCarというサービスを知らなかったのですが、
ヨーロッパ圏では相当人気上昇中のサービスなようです。
AirBnbの車版みたいな感じでしょうか。知らない人の車に乗るなんて怖いですが…
メモを見る限り、 do と don'tのtipsをわりと羅列していく感じで
いかにも現場ノウハウという感じでした。
まあスピードのある開発なら当然なのでしょうが
ある箇所にコード固めすぎて後で大変になったとか、
ビジネスロジックをこういうところに置いちゃだめよ、
とかそういう話だったと思います。
Matters of State by Kris Wallsmith
これはevent dispatcherを使って、Symfonyをステートマシンのようにしてプログラムするという面白い話でした。
webのUIはステートマシン、話から入って、
うまく命名規則をつけていけば、
以外とそれらしくプログラムができるというのを、
結構コード例を多く入れて説明していて、ほかのプレゼンに比べると
かなりノウハウ、テクニック寄りなものだったと思います。
このあと、ランチをできるだけただ食いして、観光に逃げました。天気が良かったです!
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